ホイートストンブリッジ回路

可変抵抗の値を変え、検流計を流れる電流が変化することが簡単に確認できます。
*可変抵抗を回路カード用に加工し、簡単に実験できるようになりました。
~検流計を使う方法と、LEDを使う方法を紹介します。
回路図 回路図

準備物(1班分)

・回路カード基盤・抵抗(300Ω)×4・導体部品×1・電池ボックス×1(ケニスのセットに含まれている。ない場合は自作可。)(自作の方法はこのページを⇒追加素子の作り方
・可変抵抗(今回は100Ωのものを回路カード用に加工した。1個40円であった。)
【加工といっても、マグネットと銅箔テープを付けただけである。】
・抵抗(可変抵抗と近い抵抗値のもの)×1
(今回はmax100Ωの可変抵抗を用いたので、20Ωの抵抗を使ってみた。)
・単3電池
・検流計(今回は、学校によくあるアナログのものを使った。)

(LEDを使う方法では、これらに加えLED×2と電源装置が必要。)

<手順:検流計を使う方法>

1) 抵抗(300Ω)×4・抵抗(20Ω)・可変抵抗(100Ω)・電池・検流計を図のように配置する。(電池を一番最後に置くとよい。)
(電池の横の抵抗は、電流を大きくしすぎないためのもの)
実験図
*20Ωの抵抗と可変抵抗を、回路カード用に自作しました。
*検流計は学校に昔からあるものを使いました。
*それ以外のものは、ケニスのセットに入っています。
2) 可変抵抗の抵抗値を変化させ、検流計の針の振れを観察する。

gif画像

<手順:LEDを使う方法>

~電流の向きの変化をLEDで直観的に確認できるように工夫してみました。
1) 抵抗(300Ω)×2・抵抗(20Ω)・可変抵抗(100Ω)・電源装置・LED×2・導体部品を図のように配置する。
*LEDの向きに注意。
*電源装置の電圧は5V程度にするとちょうどよかったです。(この電源装置はAliexpressで1個144円(送料込み)でありました。)
LEDを使う方法
2) 可変抵抗の抵抗値を変化させ、LEDの光り方を観察する。

gif画像
gif画像
動画

以上です。


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