<LEDを用いた実験>
*生徒にLEDをきちんと理解してもらうのは、難しいですよね。
指導の一例を示します。
(もっといい方法があれば教えていただけるとありがたいです。)
<手順>
1)豆電球と比較するために、まず豆電球を電池1個で光らせます。
2)豆電球をLEDに取り替えると光るでしょうか?
(LEDは電池1個では光りません。)
3)では電池を2個にするとどうでしょう。
(極性:流れる向き、流れない向き、があることも確認するといいです。)
*赤のLEDのときは、抵抗を直列につないでおくほうがいいかもしれません。
(電流が流れすぎると切れることがあります。)
(*「あれっ?LEDの方が省エネではないの?なんで電池が2個も必要なの?」などど混乱させてから)
4)電池2個のまま、1kΩ程度の抵抗を図のように配置します。
☆のところに豆電球かLEDを置くと、以下の①~④のどれになるか予想させます。
①どちらも光る
②豆電球だけ光る
③LEDだけ光る
④どちらも光らない
→予想を確認した後、実際に実験させてみましょう。
5)電流計があれば、1),2)のときの電流を比較させると、理解しやすいはずです。
(流れる電流が100倍程度違うはずです。)
動画
⇒きちんと理解するためには、この定量実験がいいです。
<回路カードの使い方:高校での授業編>3)豆電球の電流電圧特性 動画
<回路カードの使い方:高校での授業編>4)LEDの電流電圧特性
ファラデーラボの動画・・・この動画が参考になります。
・回路カードの実験5 LEDとブリッジ回路
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